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関西人が映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の関西弁について考えてみた

映画 『破門 ふたりのヤクビョーガミ』

 

わたしが初めて破門を見たのは1月20日金曜日大阪ステーションシネマで行なわれた関西で初公開のプレミア試写会の日だった。19:00になって始まるのかと思いきや、いきなり映画館内が暗くなり、ついに映画を視聴するのか…!といった感覚になる。

しかしわたしの記憶力が正しければ大阪ステーションシネマで行なわれるプレミア試写会は登壇者たちの挨拶後映画がスタートするはず。にも関わらず、会場内は暗いのだ。

会場に集まったファンの皆さんのドキドキと期待が高まる空気が会場一面に流れているのがわかった。(もちろんわたしもそのうちの1人)

 

そして、始まったのは車から降りてくる横山裕の姿…。あれ?これって…?もしかして???

 

そう!関ジャニ∞2017年初シングル『なぐりガキBEAT』やないかい!!!!!

www.infinity-r.jp

 

 そうでした。何てったってこのシングル『なぐりガキBEAT』は横山担には記念すべき横山裕による横山裕のためのシングル初センター曲なんですから!罪と夏のシークレットトークで「俺もセンターやってみたいな。なんちゃって」(ニュアンス)と言っていた横山さんのことを思い出すと今回のセンターは歴史に名を刻んでも良いと言っても過言ではないし、PVを見るたびに泣きそうになる。

 

PVを全編公開ではなく、『なぐりガキBEAT』と『破門』のコラボ動画。ちなみに公式サイトより見ることができます。横山さんが宣伝をするときみんなにこれを見せて!と言っていたのでみなさん宣伝の際はこれを見せてください。しかしながら、この映像を見ると映画の大体の内容が把握できてしまうという公式による大々的なネタバレ。

hamon-movie.jp

 

 と、前置きが長くなったのだがわたしが今回言いたいのは関西弁。

 

舞台挨拶後(長くなってしまうと予想したので割愛)映画が始まり見終わって最初に浮かぶ感想は「面白い!!!!!!」その一言に尽きる。ただただ面白い。

キャストのほとんどが関西人であるため生まれは違えど、育ちはがっつり大阪のわたし(とはいえまだ、20年ほどしか生きてない)からすればとにかく関西弁が聴きやすい。

超偏見だが、関西圏以外の人が作った関西物ってコッテコテの関西弁で「そのイントネーションおかしない?」とか「そんな使い方せぇへん」とか言ったようなことが思い浮かぶ。これ結構共感してもらえると思う。どうですか?(笑)

 

でもそれがない。聴きやすい。とにかく超聴きやすい。

 

 1度見たものの劇中の関西弁をわたし自身も理解しにくいところがあった。どういう意味?と思うものとか聴き取りにくかったものとか。

その後大阪での試写会含め合計3回見て関西弁も理解でき、自分なりに主役の2人の関西弁はこんな感じだな、と思った。

 

・桑原 → 昔の関西人が使うコテコテな関西弁

 

・二宮 → 今の若い関西人が使う標準語訛りの入った関西弁(高校生の時にアラサーの先生から「君たちの関西弁は標準語訛り」と言われたことがある)(横山さんによるといつもより少しネイティブらしいですが)

 

 

こんな感じ。昔の関西弁はわたしももう聞かなくなってしまったモノが多くきっと知らない人も多い。今回はそれをピックアップしてみる。

 

以下ネタバレを含みますので映画をまだ見ていない方はネタバレ注意です。

 

  • 去んだ

 劇中桑原と二宮で小清水の会社に映画製作の話を聞きに行ったときに言っていたセリフ。

「ほんならわし去んだほうがよろしいちゃいますか?」

去んだは帰るなど、つまり漢字の如くその場から去るといった意味合いで使われることが多い。これを標準語に直すならば(関西人なので標準語には自信がありません)

「それならわたしはこの場からいなくなった方がいいんじゃないでしょうか?」

といった具合。関西人はその場に人がいない場合「おらんかった」という言い方だけでなく「いいひん」ともいいます。標準語なら「そこには誰もいなかったよ」という言い方でしょうか?去んだという使い方から来てるのではないかと勝手に思っていますが調べてないので信憑性はないです。 

  • おどれら

このセリフは桑原と二宮で逃げた小清水を探すべく茨木にある小清水の家へ行き帰ろうとすると滝沢組が道を塞いでいるため出れないので桑原が文句を言うときに出たセリフ。あと、滝沢組組長の滝沢も初見たちがあべのハルカス地下駐車場に止めた車のトランクに小清水がいることを確認せず書類を渡したことに怒るシーンでも出ていた気がする。どうやら関西弁ではなく広島弁らしいが…、意味は「お前ら」これは分かりやすいですよね。でも東京の人は使わなさそう…(笑)

  • あんじょう

関ジャニ∞のファンなら分かる人も多いかもしれない。*1

このセリフは桑原がとにかくよく使う。「あんじょう!」「あんじょう!」とまぁ複数回劇中に何度も何度も言っている。これは程よくという意味。簡単に言えば「うまい具合に」という感じなので桑原と二宮で玲美の家に行き滝沢組の牧内と村居との乱闘シーンでも桑原は「あんじょう」と叫んでいてきっと二宮に「うまい具合に逃げろ」と言いたいんだろうけど、二宮には伝わらないんだよなぁ…(笑)そこが二宮っぽいけど(笑)

ジャニ勉ではこんな会話も…。

三船さん(以下:三)「take careみたいな!」村上さん(以下:村)「テイクケア…?」三「バイバイじゃなくて頑張ってね、みたいな感じ?」村「グッドバイやろ!」というやり取りがありましたがこれは違う気がしますけどね(笑)

  •  べっちょおまへん

このセリフは小清水が二宮と共に銀行へ行き口座から2500万引き出す時に小清水がマカオで桑原にボールペンで刺された傷が痛むと床に倒れこんで銀行員の人に言っていたセリフ。あの時は二宮のほんまの息子じゃないってバレたらどうしよう…といった緊迫したところが前面に出ているのでスルーされているが2回、3回と見るときに注目して聞いてほしい。

「べっちょおまへん。おおきに」

と言っている。おおきには分かると思うので今回は割愛しているがべっちょおまへんは大丈夫という意味。多分もうほとんどの関西人は使わないのではないだろうか。これも標準語に直すとするなら、

「大丈夫ですよ。ありがとう」

となる。

  •  いっちゃん

これは小清水を追っかけて今治に行き小清水からついに2500万回収できるとなったときに桑原から二宮が出し子をしろと提案されたシーンで二宮から出たセリフ。

 「俺出し子ですか?いっちゃん捕まるリスク高いやないですか!」

あと滝沢組に桑原と二宮で行ったときに二宮が

「気が付いたらセメント詰めで海にドボンてことはないですよね?俺溺れんのがいっちゃん嫌な死に方なんですよ」

というセリフでも出てくる。いっちゃんは1番という意味。結構わたしも私の周りの友達も使っている気がする。それもかなり自然に。関西弁だと意識したことなかった(笑)

  • あきません

これは2500万を引き出せたにも関わらず桑原をだまそうとちょっとしたドッキリを仕掛ける二宮のセリフ。意味は「ダメです」って感じかな。「あかん」っていう関西弁と近いかも。

  • フレッシュ

劇中玲美が二宮のコーヒーにフレッシュを入れるシーン。関西弁と言っていいのかわからないがフレッシュという言い方。関西人は当たり前に「フレッシュ入れる?」と使っているが、関西人しか使わないので関西圏以外では通じないとか。わたしも映画見てから知った…。超衝撃だった…。

コーヒーに入れるミルクのことなのだが、ミルクではないんだよね。なんかとろみがある感じ。しかしわたしはコーヒーが飲めないのである。

 

とまぁ、気になった関西弁はこんな感じなのだが…

 

海に囲まれた島国なのに標準語と関西弁はこんなにも違うものなのかとこの記事を書きながら思った。でもわたしは明日からも関西弁に誇りをもって生きようと思う。

 

だって!!!

関西弁は全世界共通語(By 渋谷すばる)なのだから!

 

おしまい。

*1:2016年10月27日放送『関ジャニ∞のジャニ勉』ゲスト三船美佳で∞と一緒にしたいねんのコーナーにて紹介